ウィッパーマンを手に入れてからというもの暴走に輪がかかっていたチエン洗浄ですが、
本日、新兵器を手に入れたことにより、やっと出口が見えてきました。 ~僕のチエン洗浄の歴史~ 【第一期】中性洗剤を薄めてひたすら洗う戦法 【第二期】パーツクリーナーで油を飛ばして、中性洗剤で最終仕上げ(もしくは逆)戦法 【第三期】ディグリーザーとブラシ戦法 【第四期】パーツクリーナー+ウィッパーマンの水無し戦法 前回はココまで、 で、年末に編み出した方法はちょっとコストを重視し、 余っていた自動車のエンジンオイルを使った戦法。 【第五期】エンジンオイル漬け置き+シェイク戦法 1.ジャムの空き瓶にエンジンオイルを注ぐ 2.チエンを漬ける 3.ヒマをみてはちょっと振る(×10回・2日間) 4.途中でチエンを取り出し廃棄予定の電動歯ブラシで磨く(×2回) 5.瓶からチエンを取り出してオイルを拭き取って終了 結果として、今までにないほど綺麗になりました。 が、やっぱり駒の間の細かな汚れは残っている感もあるし、 何より手間暇がかかりすぎて長期休暇中だから為せた技であることを痛感… なにか良い方法はないかな~と思っていたところ、 Webで超音波洗浄機を使った洗浄方法を発見してしましました。 調べてみると通販で買うと安いけどデザインがイマイチだし、送料で値段が倍… そして、なにより「そんな物買っちゃおしまいだな~」と、思っていたのですが 検索を続けていると、なんと、天久の無印に在庫があることが発覚!したのが数日前。 自転車通勤の身なので帰りに買って帰る訳にもいかずなんとか自粛していたのですが、 本日の雨で奥様に迎えに来てもらったのが間違えでした… -車中での会話- 僕「あのさ~…」 奥様「無印に寄りたいんでしょ?(呆れた顔)」 僕「うん(満面の笑み)」 と、阿吽の呼吸(?)で寄り道して無印へ。 で、買ってきました。 ちょっとカワイイ超音波洗浄機 前回のエンジンオイル漬け置き戦法で使ったオイル 2日の辺戸岬往復となるしま祭の後にそれぞれ洗浄したので、 計約500kmの汚れがこんな感じです。 鉄粉計測(左:鉄粉吸着中 右:鉄粉除去後) 瓶の蓋に磁石を付けて逆さにし振ってみたところ、こんなにも鉄粉が… 詳しい説明を読むとこれはほっておいてはマズイ感じ。 というか、もっと奥の奥の汚れまで取り除きたい気持ちになります。(もう病気) 前回の洗浄から未使用のチエン かなり綺麗に仕上がっているのですが、微妙な汚れが残ってます。 瓶を洗浄し灯油を入れてチエンを投入 前回の洗浄時にK井さんからもらったアドバイスをもとに灯油を使用する事に。 しかし、さすが南国沖縄。冬のこの時期でも灯油を扱っていないGSが多くて困りました。 4つのGSをハシゴし最後のGSでやっと灯油をゲットしました。 結果的に、徒歩で5分と一番近いGSにあったので良かったのですがちょっと焦りました。 その瓶を水を張った超音波洗浄機へ はじめは超音波洗浄機に直接灯油を入れることを考えたのですが、 そうすると洗浄機自体が汚れるし、壊れる危険性も大、 なによりなにかのきっかけで発火したらマズイな~ と悩んでいたところ、内助の功で奥様から上記の方法を教えてもらいました。 (秘かにああ見えて、奥様は元製薬会社で実験器具を扱っていた経験アリ) そして緊張のスイッチオン ジィジィジィジィ…と妙な音と共に チエンから気泡と徐々に汚れが浮き出てきました。 2日もかけてシェイクした後、パーツクリーナーで洗浄したチエンにも 結構な汚れが残っていることにガッカリすると共に、新兵器の威力にビックリ。 普通に汚れた状態で洗浄を行うのが今から楽しみです。 家庭用の機械のためか、最長運転時間は3分のみと短めのため、 3回ほど繰り返して洗浄してみました。 各回の終了時の様子(左から:1回目→2回目→3回目) やればやるほど微妙ですが汚れが落ちていく様子が分かります。 が、室内で灯油を使ったため臭いが大変になったので本日は3回で終了。 洗浄後 電動歯ブラシでも落ちなかった駒の内側の汚れも取れて良い感じに。 もちろん僕のチエン洗浄史上で最も綺麗に仕上がったので大満足です。 今後は手間も1日くらい灯油に漬け込んで洗浄機にかけるだけでOKですし、 ランニングコストも今後は80円/l位の灯油と電気代とかなり抑えられそうなので、 今回の超音波洗浄機の導入は大成功の予感です。 これで本島往復(?)の準備もバッチリです。 【おまけ:「なんでそんなに必死なの?」の答え】 新たなチエン洗浄の方法を開発する度に聞かれるのが上の質問。 「なんでかな?」と自分でも不思議になり考えてみたのですが、 おそらく自転車を初めて洗車したときに、一番綺麗にならなかった場所だったため 「どうにかして綺麗にしたいな~」という気持ちがそもそものきっかけだと思います。 その後、自転車の中で頻繁に動く部分だからロスがない方が良いはずと思うと同時に、 汚れが目立つ部分であるために見た目的にも綺麗にしたいな~と思っているときに T成会長のいつもピカピカのチエンに出会い衝撃を受け、 「綺麗にしてもすぐに汚くなる場所を綺麗に保つ」と言う修行の道へ突入する事に。 ま、チエンは消耗品なので伸びるれば(正確にはブッシュの内側が削れれば?)買い換える、 と言う方が手間もお金もかからない気がしますが、 せっかく好きで乗ってる自転車ですし、消耗品ですぐに汚くなるチエンだからこそ、 「いつもチエン綺麗に保つ」っていうのがカッコイイなんて思っているから、 必死でチエンを磨いている今日この頃です…
by paburica
| 2009-01-09 00:39
| 自転車
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